INTERVIEW:

変態紳士クラブ(WillyWonka/VIGORMAN/GeG)

「『ずっとピュアで素直でありたい』という気持ちを込めてこの作品を作りました。俺らは好きなようにやるし、『HIP HOP/レゲエはこうだ』とか、いろいろあると思うけど、俺らはジャンルレス・ユニットだし、『俺らのスタイル/ジャンルは“変態紳士クラブ”』って言ったらありきたりなんすけど、それはリアルにそうやと思ってます」 -- WillyWonka

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 TAKA名義で出場した『高校生RAP選手権』をきっかけに大きく注目され、以降はMC名を変えて精力的に活動を展開してきたWillyWonka(彼のここ数年の歩みは、彼が出演したAbemaTVのラップ・オーディション番組『ラップスタア誕生!』でも語られているので、そちらの再放送などをチェックして頂きたい)。関西のレゲエ・シーン注目の次世代として着実にプロップを上げてきているレゲエ・ディージェイのVIGORMAN。アーティスト活動を本格化させる以前からの旧友というふたりに、神戸を拠点に活動するミュージシャン/プロデューサーのGeGを加えたユニットが“変態紳士クラブ”だ。そして、彼らが今夏に自主で発表した初の作品「ZIP ROCK STAR」がこの度、全国流通リリースされた。
 
 WillyWonkaは20歳、VIGORMANは19歳ということで、それぞれ関西HIP HOP/レゲエ・シーンの次代を担う新鋭として注目を集めている中、「ZIP ROCK STAR」はお互いの持ち味をGeGが巧みにフュージョンさせた、ジャンルレスなフレイヴァーも強い意欲作であり、反響も良好なようだ。そんな彼らに、ユニット結成の経緯や変態紳士クラブとしてのスタンスなど、話を伺うことが出来た。
 
 
■WillyWonka君とVIGORMAN君のふたりはどうやって知り合ったんですか?
WillyWonka「メッチャ前から知り合ってるんですよね」
VIGORMAN「ふたりとも音楽はやってたんですけど、音楽の繋がりは関係なく、俺が15歳ぐらい — 5年ぐらい前からよく遊んではいたんですよ」
WillyWonka「普通に、『レゲエの人』とかそういうのじゃなく、ただのオモロイヤツとしてずっと遊んでて。GeGのことも中学生ぐらいの頃から知ってるんです。だから、普通の友達なんだけど、今、このタイミングで変態紳士クラブとしてギュッと一緒になったというか」
VIGORMAN「今と比べたら、音楽は遊び半分やったっすね。俺は地元のヤツらがサウンドマンをやるってなって、ノリで始めた感じやったっす」
WillyWonka「俺は中2ぐらいですね、ラップを始めたのは」
VIGORMAN「遊んでるときはやっぱ一緒に曲とか聴いてたけど、『曲を作ろう』までには至らなかったんですよね」
WillyWonka「普通に友達すぎて、一緒に曲をやるっていう発想がなかった」
 
■Willy君は『高校生RAP選手権』出場をきっかけに知名度を上げて、その後どんな道程を辿って現在に至るかは『ラップスタア誕生!』などでも語られているけど、本格的にラップにシリアスになったのって何年ぐらい前なんですか?
WillyWonka「中学生ぐらいの頃は全然、そんな感じやなかったんですけど、FORCE LIMITってクルーが昔あって、彼らとラップをするようになったぐらいから『マジでやりたいな』ってなってきて、それが何年前とかやろ?」
VIGORMAN「それがちょうど、俺と遊んでた頃ちゃう?3年ぐらい前?」
WillyWonka「もっと前。高1ぐらいやったから4年前とかか。でも、その頃はだいぶフラフラしてたんで……でも、ラップに対してはずっとピュアっすね。ストリートに出歩かなくなってもずっとラップはやってたし」
 
■VIGOR君が活動に対してシリアスになった時期は?
VIGORMAN「2〜3年ぐらい前の時点では曲とかもちゃんとリリースしたことがなくて、その頃に一曲試しに配信で出してみた曲があるんです。そこからライヴの数もガッツリ増えたりして前よりも実感が湧いてきて、それぐらいから『一回コレ、やりきってみようかな』と思い始めたっす。それが“Rubbish Songz”って曲なんですけど」
WillyWonka「そんな前になるの?アレ。でも、確かにそのぐらいからVIGORMANがいきなり変わったイメージ、あるっすね」
GeG「メガネ外したときちゃうん?」
WillyWonka「メガネも外したり(笑)。今はレゲエ・ディージェイとしてマジでカッコ良いと思ってるんすけど、出会ったとき — こんなん言ったらディスなんすけど、マジでダサいヤツやと思ってて。いつもヨレヨレのTシャツ着てアロハ・パンツみたいなん履いてて」
VIGORMAN「書かれるねんから言うな、それ(笑)」
WillyWonka「俺もフワフワしてたけど、VIGORMANもフワフワしてた時期で。その後、お互いソロをやり始めて忙しくなって、2年ぐらい前にこのメンツで集まったときに彼の曲を聴いたら、『……VIGORMANなん?コレ!?』ってなって。(距離感が)近すぎたから、逆に彼の曲を全部聴いてたワケじゃなかったんで。だから、確かに彼の言う通り、この2年ぐらいで彼はスゲェ変わったと思いますね。雰囲気も変わったと思うし」
GeG「変わった。封印を解いたな」
VIGORMAN「それまでは『本気や』って言ってても、今思い返すと何も分かってなかったと思います」
 

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