INTERVIEW:

餓鬼レンジャー

■コンビニでの若者店員と熟女店員との寸劇スキット“skit -魅惑のコンビニ-”の後に熟女をビガップする“MILF”が収録されています。実際、皆さん熟女好きなんですか?
GP「僕は好きですよ」
ポチョムキン「自分も好きですね……でも、熟女好きということで言うと(DJ OSHOWを指して)この人がハードコアですね」
DJ OSHOW「いやいや(笑)。自分が住んでるアパートにお婆さんぐらいな年齢のご婦人が住んでるんですけど、夕方6時ぐらいになると毎晩僕の家のベルが鳴って、『こんなの作っちゃった♥』みたいな感じで差し入れを持ってくるんです(笑)。『宇治金時作ったからウチに来ない?♥』みたいに誘われることもある」
ポチョムキン「実際、好きなの?」
DJ OSHOW「好きじゃないよ(笑)!……全然、友達というか……」
ポチョムキン「……え?」
DJ OSHOW「気さくな人だし……セックスのない彼女、ぐらいな」

■結構、距離感近いですね。
DJ OSHOW「年配なんで、ちょっと連絡が途絶えると気になってくる自分がいたりもして……『生きてるかな?』っていう(笑)。でも、こういうことが“熟女愛”なのかな、っていう気もしますね」

■MCのおふたりにも熟女に関連したエピソードをご披露頂きたく。
ポチョムキン「僕、今までの作品で一番出してきた人名が美保純さんなんですよ。実際、すごい素敵な人だと思うし。熟女好きかどうかということに関して、そんなに掘り下げたことはないけど、やっぱり好きなんだろうな、っていうのがあります。だけど、それだけか?って言われるとそうじゃなくて、この曲の3rdヴァースでは『やっぱり若い人がいいな』とも言ってるし、『長○川潤がやっぱスゲェな』とも言ってるんで、『熟女オンリー』って言われるとそれは違うかな、って」
YOSHI「熟女と言いますか、年齢を重ねている女性の方々はやっぱり輝いてると思いますね。いろんなことを経験されてると思うんで、やっぱり熟女、オススメだと思いますね、ハイ」

■美保純以外に“推し熟女”はいますか?
ポチョムキン「僕は、黒木瞳さんとか宮沢りえさんとか」

■……正統派というか……熟女とか以前に年齢を超越した美人じゃないですか、その辺の人たちは。
ポチョムキン「やっぱり普通に素敵な人たちじゃないですか。まあ、確かに“妖精枠”みたいな感じですけどね。キョンキョンとかもそうですけど」
DJ OSHOW「僕……政治をしてない小池百合子とか……政治家じゃなくて一般の主婦だったら最高っすね」
ポチョムキン「更に未亡人だったら最高だよね」
DJ OSHOW「政治家だからこそキレイな感じの装いで出て来てるんだろうから、政治家な小池さんもいいかな、とは思うんですけど……」
ポチョムキン「いとうあさこさんとかも魅力的だと思いますね」
DJ OSHOW「あと、痩せた熟女だと石田あゆみ……ガリガリのオバさんも結構イイんだよなあ……いつまでも美に拘ってる感じというか」

■すごいニヤニヤしながら話して頂いてありがとうございます。
YOSHI「僕の推し熟女は、小学生の頃に観たドラマに出て来た木の実ナナさんとかですかね」
ポチョムキン「良いトコ来たね(笑)」
YOSHI「アブノーマルというか、SMな匂いが当時からしてたんですよね」

■昨今のAVシーンにおいて熟女モノが増えている現状に関して、アダルト業界にも精通している皆さんはどう分析しますか?
YOSHI「熟女ブームという意味では最近やっと来たな、という感じかもしれないけど、FAプロっていうメーカーとかは昔からしっかり脚本の書かれた作品が有名で。超観てたワケではないですけど、個室ビデオに行ってFAプロの作品とかはチェックしてました。昨今の流れに関しては、観る側が“甘えん坊”たちで、そういう人たちが大人になっちゃったのかな、って個人的には思ってます。で、そのニーズにメーカーも応えてるというか。だから、最近はギャル物とか減りましたよね。やっぱりみんな甘えたいというか、母性をくすぐるような作品を求めてるんじゃないかな?と思う。『いつでも脚本書きますんで、各AVメーカーの方々、いつでも声かけて下さい』って書いといて下さい(笑)」

■鋭い分析だと思います。
ポチョムキン「あと、世界的にも熟女はキテる気がしますね。XVIDEOSでも“Housewife”って検索すると、マニアックだけど質の良い動画が見つかる」

■“MILF”って曲名も“Mother I’d Like To Fuck”(ヤレる母ちゃん)って意味ですもんね。
ポチョムキン「あー、そうですね。そう考えるとヤバイな……そういえば、僕が育った熊本の二本木ってところは元々こじんまりとした遊郭だったりするんで、中学生のときとかは友達の母ちゃんがソープで働いてるって噂とかありましたね……まだ“トルコ”って書かれてた時代ですけど(笑)」

■ブルージーなエピソードですね。似たようなコンセプトの曲だとアダルト動画の検索をやめられない大人たちの悲哀や開き直りを表現した“卒業”という曲もあります。皆さんは世代的には“アナログ世代”だと思いますが、テクノロジーの発展とアダルト・コンテンツの進化の関係性、また、そのテクノロジーが招いた功罪についてどう考えていますか?
ポチョムキン「ネットで動画を観てると頭を使わなくなるというか、どんどん刺激だけを求めていっちゃう。だから、パッと観てムラムラしたらすぐ動画を閉じて、そこからはイマジネーションに託すようにしてます。だから、入口だけ動画に頼るっていう感じですね(笑)」
DJ OSHOW「それは良いやり方だね。確かに、どんどん動画が見つかっちゃうからキリのない作業になっちゃうよね」
ポチョムキン「ヌくためだけに動画を観るんじゃなくて、もっと脳を使っていこう、っていう。でも、例えば小学生とかでもネットで何でも観れちゃうワケだし、その影響力は計り知れないモノがありますね」
YOSHI「テクノロジーの発展という意味では、エロと音楽業界は非常に似てますね。今の時代、スマホ一台で自分が監督や俳優になれるので、自分だけで作品が作れてしまう。それによって、アンダーグラウンドではどんどん新しい作品が“個人撮影”といったようなタイトルで出て来る。だけど、便利になった反面、コピー商品とかも無料で観れてしまう時代になってしまった。あと、(AVの世界では)いろんな規制が入ってしまってクリエイティヴな作品がどんどん減っていってるんですよ。例えば、VHS時代にV&Rっていうメーカーが出していた『ジーザス栗と栗鼠』シリーズとか『水戸拷悶』シリーズとかすごく面白かったんですけど、そういうのが全部アンダーグラウンドに行っちゃったんです。いつの間にか、一般流通されている作品が“作品”ではなく“オナニー・グッズ”化してしまった。だから僕の場合は、より際どいモノが観たいが故に(ネットなどの)テクノロジーに頼ってるという感じですね。それはそれで楽しいですけどね、新しいサイトとか見つかると。あと、歌詞でも言ってますけど、非常に英語に強くなりました。例えば“Chinese”“Femdom”とかで検索するとハンパないですよ。際どかったりリアリティのあるモノは、今は中国ですね」
ポチョムキン「僕は、何か際どいワードで検索するときは併せて“Happy”っていう言葉も入れるようにしてるんですよ。あまりにエクストリームでハードコアな言葉だと痛々しすぎる動画が出て来るし、そういうのは別に観たくないので」
DJ OSHOW「そんな裏技が(笑)」

■素人がそういう映像を世界中に公開してしまうのをためらわない時代になっているということですよね。
ポチョムキン「本当にそう。だから、凄いですよね。これだけ観られてるっていうことに本人たちが気付いているかどうかは分からないですけどね」

■リベンジ・ポルノみたいに勝手に配信されてるパターンもあるでしょうしね。
ポチョムキン「確かに、リベンジ・ポルノも超多いんですよ。それは怖いですよね」

■まあ、“卒業”はそうした状況に警鐘を鳴らしている曲ではないですけどね。
ポチョムキン「『動画検索を卒業できない』って言ってるだけですからね(笑)」

■“アゲマンボ”では“MILF”に続き、タイトルから推して知るべしな女性たちを称えていますね。
ポチョムキン「この曲は、トラックを聴いてテーマを思いつきましたね」

■マンボ調のトラックですし、どう考えてもそうですよね。
GP「チャチャとかマンボネタのトラックを作りたくて。そうしたら“アゲマンボ”になった」

■絶対、トラックを作ってる時点でこういう内容になると思ったでしょ。
GP「そうですね、なんとなく予想はしてたけど(笑)。結果、ポジティヴなパーティ・チューンになったと思いますよ。女性を不快にさせる内容ではないし」

■何故、特定の女性と関係を持つと相手の男性の人生が好転するということが起きるんだと皆さんは考えますか?
ポチョムキン「うーん、そこなんですよね。単純に、自分が見てきたモノや接してきたモノからしか影響って受けられないじゃないですか。それがパートナーだったり、最も時間を共有する人だったら尚更なことで、良くも悪くも影響を受けてしまうというのは当然あると思うんですよね」
YOSHI「“アゲマン”というのは結果論だと思ってるんですよ。要は『内助の功』ですよ。『如何に男を立てるか』とか、『相手の男が仕事をやりやすい環境を作れるか』とか。そういった部分をセックスに結びつけて、みんな“アゲマン”って言ってるんじゃないかな、って」

■MCのふたりは既婚者ですよね。不躾な質問になってしまいますが、おふたりの奥さんは“アゲマン”だと思いますか?
ポチョムキン「それは30年先とかに答が出るんじゃないですかね」
YOSHI「ウチの場合は、しっかりした奥さんなんでそうだと思うんですけど、自分が“サゲチン”かもしれないのでプラマイゼロなのかもしれないです」
ポチョムキン「そうだよね、そっち(男性)側も考えていかないとね」
DJ OSHOW「向こう側の言い分もあるよな」
YOSHI「“アゲマンボ”に関しては、女性のリスナーからの意見も聞きたいですね。『何言ってるんだこの“サゲチン”が!』って言われるかもしれないし。女性ラッパーの方々にはアンサー・ソングを作ってほしいですね。“アゲチンボ”とか“サゲチンボ”とか」

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