INTERVIEW:

MONYPETZJNKMN

 

 
■先ほども“ストーナー・ミュージック”という言葉が出ましたけど、そういった部分 — 機能性のようなモノは意識して音楽を作ってますか?
PETZ「意識してますね」
JUNKMAN「チルして作ってるし、意識以前に勝手にそうなっちゃってる」

■日本語ラップだと、STONEDZ(MEGA-G & DOGMA)みたいな人たちも明確に“ストーナー・ラップ”を標榜していますけど、彼らはかなりコンシャスにそういったスタイルと向き合ってる気がするんですよね。
JUNKMAN「俺らは考え的にはもうちょい浅いかもしれないですね」
MonyHorse「深いですもんね、あの人たちは。重みがある(笑)」
JUNKMAN「だから、STONEDZは予備知識なしでは分かり辛い部分があるかもしれないけど、俺らはそういう意味では分かりやすいかもしれないですね」

■確かに、STONEDZはリリカルにストーナーなトピックを描写するスタイルだから、同じストーナー・ミュージックでも性質が違いますね。話は少し変わって、3人は普段、どんなサイクルで生活してるんですか?あまり普段のライフスタイルを晒すタイプではないとは思うのですが。
JUNKMAN「俺らの生態……基本、早起きですね」
MonyHorse「早起きです。俺は特に、子供もいるんで」
JUNKMAN「みんな、遅く寝て早く起きる、みたいな。基本、ノー・スリープがカッコ良いと思ってるんで(笑)」
MonyHorse「NASみたいな」
JUNKMAN「でもPETZは寝るか」
PETZ「普通に寝ます」
JUNKMAN「普通に起こしに行くし(笑)。俺は犬の散歩したり。カニンヘンっていう、ちっちゃいダックスフンドなんですけど。Monyも飼ってるんですよ。あとはラーメンとか焼肉食いに行ったり……ってぐらいですね」
MonyHorse「食う吸う寝るっすね、俺らのライフスタイルは」
PETZ「俺は、仕事もちょいちょいしてるんで、昼ぐらいに起きて(笑)。夕方ぐらいになったら夜モードに切り替えて曲を作るなり好きな音楽を聴くなり……普通にみんなと変わらないです(笑)」

 
■気になったのは、どの時間帯がみんなにとって音楽の時間帯なのかな?って。
PETZ「やっぱ夜すかねー」
JUNKMAN「俺は昼間のときもあるかな、彼女がいないときとか」
MonyHorse「俺は四六時中かな。どこでも音楽聴いてるし」
JUNKMAN「『書こう』ってなるときまでリリックは書かないかな。ひとりでリリックを書き溜めたりとかは、俺はしない。前はたまにしてたんですけど、書いた二日後とかに読み返すと結局恥ずかしいな、みたいな。そういうこと考えるのがムダだと思ったんで、トラックとトピックが決まるまで書かないようにしてます」

■ちなみに、スキットの会話で“アレ”と伏せてるメシ屋ってどこなんですかね?
MonyHorse「アレはどこなんですかね?」
JUNKMAN「大盛軒……?」

■東中野の?
JUNKMAN「いや、行ったことないんですけど(笑)」

■なんだ(笑)。YENTOWN御用達のグルメ・スポットが聞きたかったのに。
JUNKMAN「強いて言うなら王子神谷の伊藤ってラーメン屋ですかね。俺は朝起きるの早いから、Monyを迎えに行ってラーメン食って渋谷に戻って来てPETZと合流する、みたいのは多いかも」

■この3人だけでなく、YENTOWNで集まるときはどんな話をしてるんですか?
PETZ「まあ、でもやっぱ音楽の話ですね」
MonyHorse「MARZY君が『こういうヤベェ曲出ましたよ』ってみんなの前で踊ったり」
JUNKMAN「それを俺らが見てる(笑)」
PETZ「ただフザけてるだけなんだけどね(笑)。そういえばこないだ、みんなで山に行って」
JUNKMAN「那須の方に別荘借りて。いろいろ機材を持ってって」
PETZ「爆音で曲作ったり、BBQしたりしましたね」
JUNKMAN「そういう感じで作って『YENTOWNキャンプ・コンピ』みたいのを出そうかな、って。4〜5曲は録れましたね」

■Mony君はダントツで若いからHIP HOPへの入りは他のふたりと違うと思うけど、PETZ君とJUNKMAN君は昔から日本語ラップをフォローしてきたんですよね?
PETZ「BUDDHA BRANDとかSHAKKAZOMBIEとか」
JUNKMAN「俺はM.O.S.A.D.がメッチャ好きでした。『さんピンCAMP』とかもチェックしてたけど、M.O.S.A.D.はM.O.S.名義の頃からヤベェと思ってました」

■どヘッズじゃないですか。
JUNKMAN「そうっすね(笑)。有線で刃頭さんの番組みたいのをやってて、それで知りましたね」
MonyHorse「俺はBES君とスチャダラパーさん……」
PETZ「(スチャにハマったのは)最近じゃん(笑)。でも、俺も(BUDDHA BRAND/SHAKKAZOMBIEにハマった)その後に好きになったのはBES君ですね。あんなドープな人はいない。『REBUILD』とか、かなり食らったっす」
JUNKMAN「『REBUILD』、ヤバイっすね」
MonyHorse「去年とかBES君超聴いてたっす。元々、日本語ラップは全然聴いてなかったんで」

■「REBUILD」は、ストーナー通り越して「ここまで行っちゃダメ」レヴェルの反面教師アルバムですけどね(笑)。
MonyHorse「『学べるわ〜』みたいな」

■BES君も本望だと思います(笑)。でも、それぐらい日本語ラップに疎かったMony君なのに、Mony君が初めて世に出たKOHHとの“We Good”はどうやって出来たんですか?
MonyHorse「KOHH君に教えてもらいながら。『今日何があったの?』って訊かれて『こうこうこうで、昼に髪切りに行って……』って答えたら『それでいいじゃん。それを韻踏んで言えばいいだけ』って言われたんで、『あ、じゃあ韻踏みまーす』って」

■日本語ラップの話は普段、みんなでするんですか?
PETZ「いやぁ、そんなしないかもしれないです」
JUNKMAN「最近だとJin DoggとかYoung Cocoとかヤバイと思ったっすけど……でも、友達だしなぁ。最近は、友達以外のモノはあまり聴かないかも」

■日本のHIP HOPシーンにおいてどんな存在になっていきたいと思いますか?
PETZ「『ストーナー・ミュージックと言えばこの3人でしょ』っていう感じになりたいっす(笑)」
MonyHorse「次、俺は、スチャダラパー風に分かりやすい日本語でかましたいですね。勉強するっす」
JUNKMAN「次はMonyのソロ作品を作りたいんですよね」

 
■今作にもソロ曲“44”が収録されてますが、コレはMony君ソロ作への前フリ的な感じでもあるわけですね。
MonyHorse「アレを作って『イケるな』って感じたんで」
JUNKMAN「Monyのアルバムに関しては、俺が全体を考える感じになると思います。3人でも作り続けますけど、Monyひとりだけ大阪に住んでるから、もっとソロで動いた方が仕事にも繋がるかな、って」
 

 
 

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