COLUMN:

『スチャダラ2016〜LB春まつり〜』開催記念座談会 feat. SHINCO/タケイ・グッドマン/サイプレス上野

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LtoR:タケイ・グッドマン/サイプレス上野/SHINCO

 昨年12月に行なわれたスチャダラパー(以下SDP)のワンマン『暮れの元気なご挨拶(KGG)ツアー2015』の東京公演で発表された、『スチャダラ2016〜LB春まつり〜』の開催。「遂に20年を経て『LBまつり』が!!」と、その発表に胸を踊らせたリスナーも少なくないだろう。
 
 とは言え、この発表の衝撃については、若い読者には少々説明が必要かもしれない。LITTLE BIRD NATION、通称:LBは、SDPを筆頭に、TOKYO NO.1 SOUL SET/脱線3/かせきさいだぁなどを擁したクルーであり、90年代に大きな注目を集めていた存在であった。
 
 同時に、日本のHIP HOPの流れからすると、LBはいわゆる“渋谷系”ムーヴメントとも関係して見えていたこともあり、“文系”“サブカル”的に認識されていた。故に、そのキャッチーさやメジャー・フィールド性も含め、アンダーグラウンド勢とはスタンスにおいて隔たりがあり、同時に、96年7月7日に行なわれた『さんピンCAMP(以下さんピン)』と、その翌週である7月14日に行なわれた『大LB夏まつり』という、(結果的に)対立的な構図に見えたイヴェントの開催によって、リスナーも分離的な見方をしてしまった。
 
 しかし、改めて考えれば、何故(本来ならばする必要のない)そういった分離的な見方をしてしまったのか/そう思わされてしまったのかは、実は明らかでないし、LBがその時期を境にクルーとしての活動がほぼなくなったこともあり、「LBとは何だったのか」に関しては、あまり語られることもなく、ハードコア優勢な2000年代に突入し、LBもあまり語られなくなっていった。
 
 その意味では、『大LB夏まつり』から20年と、『LB春まつり』の開催という節目を迎える今年、改めてLB、そして『大LB夏まつり』とは何だったのかを、LBの創設者であるSHINCO(スチャダラパー)、タケイ・グッドマン(The Cartoons。LB周辺のMVを多数制作)、そして『LB春まつり』に参戦することになったサイプレス上野の御三方に語りおろしてもらった。
 
 

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